第62号
平成23年(2011年)3月1日 発行
 修了式を迎えて「三原市老人大学」     学長 白須義人
 
 学生、大学院生の皆さんは、今年度もお元気で、すべての課程を全うされ、修了式を迎えられることを心からお祝い申し上げます。

 講師の先生方には、能力の差があり、学生の目指すところも様々で、一人ひとりに合わせて指導してくださるご苦労は並大抵ではなかったことと拝察し心からお礼を申し上げます。来年度も引き続きご指導をよろしくお願い申し上げます。

 三原市老人大学は、終了はあっても卒業はない、他に類を見ない生涯学習の理想的な大学です。学生、大学院生の皆さんは、来年度も新たな目標を掲げて挑戦し続けてください。ご入学をお待ちしております。

 学生、大学院生の皆さんの学習成果の最大の発表の場である大学祭は、年々レベルが上がり、今年度もそれぞれのコースの発表を感心と感動を覚えながら見せてもらいました。

 その中で、特に今年度目を引いたのは、体験コーナーの盛況でした。

 その一例として、陶芸コースの体験コーナーでは、予想以上に多くの申し込みがあり、準備された土が瞬く間になくなったようです。そして2日目も同様だった、と聞いております。

 そのコーナーでは、お子さんを連れたお父さんやお母さん、お孫さんを連れたおじいちゃんやおばあちゃんが幾組も、陶芸コースの学生、大学院生の手ほどきを受け、仲良く言葉を交わしながら、粘土を捏ねて思い思いの作品を制作しておられました。

 陶芸コースの方々が綿密な企画と準備を重ねられ、気配りと精力的な手助けで大盛況だったようですが、陶芸コースは毎年、三原小学校の児童に指導してこられた実績があります。初めての体験コーナーではあっても、その三原小学校との交流経験が大盛況に繋がったと思います。

 昨年度の「あゆみ第36集」にも、小学生と「だるま土鈴」を制作するために、試作に時間 をかけ、交流授業では、児童と会話を交わしながら、児童の豊 かな自由な発想を生かそうと苦心された様子がうかがえます。そして、できあがった作品展示を観賞しながら、また次の交流に繋げてこられたようです。

 これこそ、本学のテーマである「学んで輝き、伝えて輝く」を地で行く活動です。

 この陶芸コースは、講師の早川先生の熱意あふれるご指導はもちろんですが、研究熱心な大学院生や学生の方々が新しく入られた方を、手をとって指導してこられた伝統が脈々と受け継がれていると思います。

 その最長老の石長孝さんは、97歳のご高齢で制作を続けられ、毎年、私たち事務局員に茶碗をひとつずつ贈ってくださいます。いつまでもお元気で陶芸コースだけでなく、すべての学生、大学院生に、模範を示し続けてくださいますようお願い申し上げます。  

 学生、大学院生の皆さん、来年度も石長さんを目標に頑張り、大きな生き甲斐を見つけてください。  
 
 
 
 
 
学ぶ喜びをより多くの方々と  絵手紙大和教室    木村 節子
 
 「頑張ってかいたのにポスト にインできなかった絵手紙がたまったよねえ。」「作品展を度々やったもんね。」  

 開設6年目の大和教室のつぶやきです。老大独自の作品展に加え、依頼を受けて公民館、郵便局、社協サロン、銀行、寺院等へ、折々の作品を展示いたしました。多くの方々に手がきのぬくもりを感じていただき、絵手紙に対する興味や関心が深まったようでした。  

 10月14日、大和教室の提案で三原教室や院の皆様と、本郷町「三景園」で合同研修旅行を行いました。色づき始めた山々、水に映える松の緑、橋、石などの美しい庭園をスケッチした後、会食、松本先生の講評、レクレーションと、研修と親睦の場を持ち、絆を深め合いました。 後日、あちこちからお礼の手紙や色紙が届きました。殊に、「先日は楽しいひとときをありがとうございました。私はあの時、あなたにハグをしていただいたUです。・・・・」とうれしいお言葉やプレゼントまでいただき、交流のすばらしさに感動した研修旅行でした。  

 地域の小学生、サロンの高齢者、更生保護女性会員、大学祭参加の方々等との体験講座も担当いたしました。大和の自然が育んだ里山の題材を提供して、命の輝きを見つめ、心をこめてかいていただきました。  

 「できた。うれしい。」と満足げなご様子に、私達まで感動したものでした。  

 まだまだ未熟な私達ですが絵手紙のすばらしさを自ら学び楽しむだけでなく、町内外のより多くの方々にもお伝えできたことを喜んでいる大和教室です。     おわり  
 
 
 
 
 
児童との体験を通して        中野 千之
 
 私達老大陶芸コースは、部員28名で早川先生指導のもと、第二・第四木曜日に登校し作品作りに励んでいます。  

 昨年10月、中央公民館での大学祭で初めて、体験教室を開催しました。

 大人から子供さんまで、多くの方に楽しんで参加していただき、私たちの不手際も多々有ったとは思いますが、大変に好評を得て終わることが出来て、一同喜んでおります。 参加してくださった皆様方に、感謝申し上げます。 又、昨年12月16日、三原小学校6年生、84人の卒業作品として、葉型のお皿造りにも手助けをしました。  

 礼儀正しく楽しい皆さんとはあっという間に時間は過ぎましたが、児童の皆さんからたくさんのコメントを頂きました、「作るのが初めてで不安だったけど、チャンと出来た。」・「最初緊張したけど、だんだん慣れてきて楽に出来た。」・ 「楽しかった。」 ・「面白かった。」・「良く教えてもらって、嬉しかった。」等々・・・・・ 我々老大生一同は、6年生に元気をもらいました。  

 この作品が、卒業生の良い思い出になり、喜んでもらえることを祈りながら、仲間一同で現在、素焼き、釉薬付け、本焼きの工程を進めているところです。  
 
 
 
 
 
 鷺島にパソコン道場        泉 育享
 


サムネイル画像になっています
 
 佐木島の人達に専門の講師を招いて念願のパソコン教室を1月に開設しました。12月に先ずお試し教室を開催し、それを経験してから正式に開校の運びとなりました。     

 初初めてパソコンにさわる人、そこそこ経験のある人、かなりベテランと思われる人などレベルの違う色んな人達を集めての講座は少しやり難いのではと危惧しました。講師の先生は、初歩の方に合わせて進めて行くとおしゃっているので、経験者には物足りなさも有ると思いましたが、初心者の人達のサポートをしている姿を見てホットしました。教えてあげるということは、自身にとつても勉強になる事と思いました。マウスの使い方に慣れるために、カードゲームを始めて楽しくスタートしました。  

 月2回の専門講師の授業で翌週は自前のボランティアによる復習のための勉強会です。今までの経験では2週間に一度の教室では受けた講座の資料はそのままカバンの中で、次の講座に持参するというケースが多いと聞いているので毎週の教室にしました。3か月のコースが終ったら次は自主的に自分でレベルアップ出来るようになればいちばん良いと話しています。

 ここ佐木島は離島なので習い事や勉強に、船に乗ってわざわざ三原まで通うのは費用と時間でなかなか大変なことなのです。パソコンの立ち上げ(電源の入れ方)や終了の手順など本当に初歩的なことから始めなければなりません。マウスの動かし方など、そばで見ていると信じられないような動作をする人がいます。近いうちにこの島にも光ファイバーが使えるようになります。(いまはISDNの電話回線)島の人達がこれからの生活に少しでもパソコンを楽しめるようになれば、と願っています。
 
 
 
 
 
三原小学校1年生と老大生の交流      津島 淑子
 
 三原小学校1年生と、糸取り、おじゃみで昔の子供の遊び方を教えて欲しいと、事務局より要望があり、今年も4名で参加しました。  

 始めに自己紹介と、あいさつをして、生徒さんを見ると、お一人お一人の純真で真剣な目が、きらきらと輝いて私の目に飛び込んできました、これはきちっと教えてあげないといけないなと思った瞬間、どれからどのように指導すればよいか、少しとまどいました。責任を感じながら、まず、はさみ・熊手・吊橋・としましたが指から糸のはなし方や、とり方、手をねじったりすることがむずかしいようです。おじゃみも同じ、右手から左手へ受けとるのくりかえし又、とりかえる、そして右手でおじゃみを上げて左手の甲の上に乗せるなど、とてもむつかしいようで、出来る子供さんはいないようでした。又折角乗せてもすぐにポロリと落ちてしまいます、なれていないせいでしょう、無理もないでしょうが、時代の流れを感じました、今の時代はボタン一つ押せば答えが出る、使い方さえわかれば昔の遊びはナンセンスな事、時代のズレを感じながらも、全員の人に最後迄わかるようにしてあげたかったです。   

 時間は少ないし、早い人と、なかなか出来ない人もあるし、一寸無理だなと思いました。 次からもう少し考えてみょうと思います。 それよりこの遊びの中で、お友達が出来るし、マナーのあり方とか、会話の中で自分中心の考えの間違いに気づいたり、と、いろいろな事の輪を広げ良い結果になると思います。   
 私たち、老人でも少しでも為になることがあれば協力するように心掛けたいと思っています。  
 
 
 
 
 
  平成23年度の新入学情報
 
平成23年度は次の2教科コースが新設される予定です。但し、新教科コースの認証条件は20名以上の定員確保です。 
@ 講座名 パッチワーク  

手持ちの端切れをもとに手縫いの針仕事を中心に様々な作品に仕上げていく教科です。指先を細やかに使うため、脳力トレーニングにも良かろうかと考えます。ミシンは一切使わないそうです。  予定講師は三原市城町にお 住まいの 永(なが) 島(しま) 涼(りょう) 子(こ) さん 
 
A 講座名  歌謡 別名(カラオケ)  

平成11年、老人大学に在籍する学生有志によって、歌謡クラブ(自主)として発足。講座の特性から活動の中心は土曜日でした。爾来12年を経過。この度、学生有志の熱い熱い要望を受けて一般教養講座として開設の予定です。  予定講師は三原市宮浦にお住まいの  有(あり) 木(き)  侑(すすむ) さん 
 
B「パソコン入門」情報  

平成23年度、「パソコン入門」の受講者から順次機器の持ち込みとなります。尚、在学生については、希望者以外、従来通りです。
 
C 途中入学の廃止!

従来、行われておりました年度途中の入学について、平成23年度より入学式以後の入学を廃止することになりました。 その主な理由は、途中入学で生じる教科内での進度の格差です。このことで、当該学生及び講師共々、負担に感じることが多々あることです。 もちろん、事務の繁雑さはいうまでもありません。どうぞご理解のほど、よろしくお願いいたします。  
 
平成23年度  入学式
 
・ 期 日   平成23年4月13日(水)
・ 場 所   芸術文化センターポポロ
・ 時 間   午前 10 時00 分 開式  
入学式は1年の事始めです。全員でポポロに集い、互いに存在を確認し合いましょう。 
 
 
 
 
 
 駐車場に規制標識!
 
 老人大学では昨年12月、駐車場に4本の交通標識を設置しました。

 駐車場内での秩序づくりについては長年にわたって取り組んできましたが中々成果が上がらず正直、困っておりました。幸いに人身事故は確認しておりませんが接触事故が起こるたびに、対象者はもちろん、事務局も含めてお互いが気まずい思いをしておりました。  

 昨年12月、規制標識を設置してからは見違えるように整然と駐車が出来ております。しかし、関係者以外の駐車もあって、まだ乱暴な駐車も見受けられます。お互いが駐車場のきまりを守って気持ちよく利用したいものです。  
 
 
 
 
 
  編集後記  
 
  今回の編集は院Fが致しました。投稿いただいた皆様有難うございました。 

 次回担当は、院@にお願いします。