第65号
平成23年(2011年)12月1日発行
三原市老人大学・大学祭 

 10月23日(土)、24日(日)両日、中央公民館で三原市老人大学の「学習成果の展示発表」と「体験コーナー」があり、リージョンプラザでは舞台発表が開かれました。

 展示コーナーでは学生全員の力作が展示され、学習の成果を皆さんに見ていただくことができました。

 見にこられた方からは、「老大では凄いことを勉強されているのですね」と言われ、ちょっと嬉しくなりました。  


ステージ発表部門


 リージョンプラザ文化ホールで行われた九教科のステージの発表も、息のそろったもので、観客を驚かせていました。

 また、ユーモアのある英会話教室の劇も皆さんを喜ばせていました。

 体験コーナーはどのコースも盛況でした。特に陶芸コースは、受け付け開始時間前から人が集まり、受付時間には二重に並ぶという盛況ぶりでありました。

 パソコンコースは昨年同様、年賀はがきの作成コーナーを設け好評を得ていました。 参加された方から「丁寧に教えていただき、作品を印刷までしていただき嬉しかったです」と折り紙でバラの花を折り10個あまり持ってきてくれました。スタッフ一同大喜びで、次回に自信を持ったようです。
            
                   文責 廣勢 一三  
 
 
 
 
 
『英会話コース』          講師   泉 育享  
サムネイル画像です。クリックしてご覧ください。 
 
 私が講師を受け持って5年目になる。生徒は現在18名である。

 生徒の年齢は60歳から95歳まで、英会話の実力も初歩の人から大ベテランまで大変バライティーに富んでいる。そんな中で授業に特に心がけているのは楽しいものにしたいということである。 

 一番気をつけているのは生徒を英語嫌いにさせないように留意している。そのために興味を持続させることが大切だと心得えて、一見英会話とは無関係のような私の海外生活の体験談やジョークなど無駄話もよくする。そのせいか教室はいつも笑い声が絶えず賑やかである。それはさておき、日常の授業で基本としているのは平易な会話の習得を目的とし、そのためテキストは中学2年生と3年生のものを使っている。

 年間の授業計画の中で最大のイベントは大学祭で何を発表するかで毎年悩む。5年前講師を引き受ける前はフラダンスなどを演じていたと聞いている。私はダンスは英会話とあまり関係ないと考え何か英語劇と英語の歌のコーラスをやることに決めたが、さて何を演じるかで悩んだ。

 セリフが英語でも見て頂く観客の皆さんにストーリーを理解して貰えるものをと考えて決めたのがお馴染みの誰でも筋書きを知っている『寅さん』を選んだ。結果は大変好評であったと聞く。2年目には桃太郎を演じた。これには大掛かりな舞台装置を全員で3日以上かけて作り上げて、これも好評を得た。

 今年は『かさじぞう』を演じたのはご承知の通りである。みんなセリフを暗記するのが大変なので最初から諦めてカンニングペーパーを使っての演技である。中には練習の時は何の淀みもなくすらすらとセリフが出ていたのが本番で突然つまって(ど忘れしてセリフが出てこない)こともある。

 セリフはすらすらしゃべれなくともみんな一生懸命なことがよく分かり心打たれる思いであった。今年は私は出演せずビデオカメラで撮影してそれを家内にパソコンでムービーに編集してもらって生徒(演者)の皆さんに配布した。演題のタイトルは勿論のこと出演者全員の名前や監督、撮影者の名前を入れてDVDを作った。みんな大変喜んでくれた。最後に英会話教室が他の教室に比べユニークなことは、授業が終わった後、それぞれ気の向く生徒が駅近くのティーハウスに集まって歓談、談笑する。時にはもう英会話教室を辞めた人たちも顔を出して旧交を温めている。まことに和やかな和気藹々とした仲間である。  
 
 
 
 
 
コース紹介 水彩画コース      代表委員 小林 哲郎  

 私たちの教室の様子を紹介します。

 第二、第四金曜日の午前中の開設になっています。普通は10時から11時30分までが既定の時間ですが、私たちの教室では、先生が教室へ姿を現1枚1枚講評してもらいます。

 講評の内容は、厳しくてドギマギしたり、また笑いを誘うこともあって自分の作品の順番が来ると、どのようなことを指摘されるのか、一抹の不安と期待で緊張が一気に高まるのです。

 教室へ出席して自分の絵の講評を受ける時が一番充実した時間になるのではないでしょうか。私もこの時がこの教室に通っていて本当に良かったと実感できるのです。

 講評が終わる頃には皆さんが揃っているので、この時間に休憩を兼ねて連絡事項などを伝えることにしています。

 講座が終わると次は実際に絵筆をとっての指導となります。先生が少し加筆することによって見違えるような作品へと変化することがあります。自分では考えつかない色使い、配色の妙を目の前で見ることができるのです。


 展示会直前の教室は私たちはもちろん先生も指導に熱が入り時間の経過も失念したのかと思われるように正午を過ぎても続くこともあります。

 絵の題材は(モチーフ)は限りなくあり、また構図を決めるのにも苦労します。

 色調を各自それぞれで同じ絵を描いても異なった趣きの出るところが面白いと思います。

 奥の深い絵の世界です。これからも体調を整えながらできる限り永く続けたいと思います。  
 
 
 
 
 
ミニ教養講座  
尾道海上保安部 警備救難係      椿野 透  係長  
海上における高齢者の事故防止について

 平成22年度の海難事故が、17件(除く自殺)の内60歳以上が9件(9名)で割合が初めて50%を超え、23年度は1月から9月末までに15件、その内60歳以上の事故は9件63%に達したので、各所で海難防止の講座を開いている。

 23年度の事例

一.雪や、雨上がりに滑落
二.熱中症による目まいなどによる転落
三.釣り船からの転落(滑落、足元の不安全)

三つのお願い

一.危険な場所に近づくな(海辺は危ない)
二.一人にならない(仲間がいれば助け合いができる)
三.救命胴衣を着用する(紐を 引く手動式、ボンベ式=水につ かると動作する、固定式)統計 によると救命胴衣を着用した 者の助かる率は91%で、未着 用の者は59%となっている。

海に行くときに準備するもの

一.ペットポトル(浮くんじゃーボトル)
二. ビニール袋(浮き袋になる)
三.携帯電話(事故に会った場合自分で助けを求める)

救命胴衣の着用と、操作方法の体験

自分が事故にあった場合

一.救命胴衣についている笛を吹いて助けを求める。
二.救命胴衣に備え付けの袋に携帯電話を入れ、海上保安庁または110番に連絡する。

事故発生時の応急処置

一.人を呼び集め、それぞれの役割を決めて行動する。
二.地面が硬くて、平らところに寝かせ、心臓蘇生を行う。

心臓蘇生法

一.腕を伸ばして全体重をかけ30分以上行う
二.速さ60秒間に100回、深さ5cmくらい 受講者の中には数人が船舶の免許を持ってい て、熱心な質疑応答があり、また、体験コーナーには進んで参加され、有意義な講座であった。
             
                  文責 廣勢 一三  
 
 
 
 
 
(海上における高齢者の
事故防止について)を聞いて
 
        院B 池田 八重子  
  「海上における高齢者の事故防止について」というミニ教養講座を受講させて頂いて74歳の私にとって人を助けるという事は余りないであろうと思い乍聞いていましたが、自分が人に迷惑を掛けないこと、それが精一杯の心掛けと思い乍も、たとえ他人でも海に溺れている人を見たらまず119番通報、近くの人に通報、それ位かなと思いました。

  私達夫婦、特に主人は30年余り磯釣りという趣味に没頭して、四国の宇和島に土曜の夜から日曜にかけ、月に何回となく通い、話だけ聞いていると不安と心配で夜が長く感じて眠れないので、一度私もついて行こうと言うとすぐに私用の道 具一式を揃え (磯靴 救命胴 衣 釣竿)、何回行くか分らないのにと思いましたが道具を買うのも主人の趣味、でも泳ぎの出来ない私でしたが周囲10mにも満たない岩に降りたり、渡船用の船の先端が細く出っ張っていて波が下にさがった時に降りなければ後の人がつかえているし手をとってもらってよいしょと飛び降りる、スリル落ちたら30m位の水深の中、船の上から、あれ女の人やと声がする。     

 でも10回以上付き合いましたが無事なんとか、「備えあれば憂いなし」道具のお陰かも・・・いまは主人も釣りを止め夫婦で遍路巡りに家族の安全と健康を祈願しながらお参をしています
 
 
 
 
 
幸せの条件とは             水野 幸三  
 中国新聞 洗心に「幸せの条件とは」と見出 が目に入った。奈良・薬師寺の大谷徹奘師の講 演から「お経とはこの世で幸せになるためのテキスト」と「人間関係」や「縁」をキーワードに「幸せ」について。

 私たちは皆「幸せになりたい」と思っている。決して悪い生活環境にいるわけではないが、なかなか幸せを実感できないのは、幸せとは何かが分かっていないからではないか。それは、私たちが目に見えるものだけを追い続け、「心」について勉強してこなかったからでもあろう。と・・・・  

 また少年刑務所で殺人を犯した少年と話した時、父は大企業の取締役、母は教師。「お金も教育も不自由したことはない。だが両親から愛されていると感じたこともない」と言っていた。と お経には、幸せと云う言葉はない「安心」が幸せに当たる。「安心」の反対は「不安」最も不安の種になるのは「人間関係」  私たちは仏のような「理想の人格」は持てないにしても、近づくことはできる。  

 近づいた人を縁に覚醒する。縁覚「宿っている縁を歓べ」との意味、お経の中に「よっぽどの」を自覚・・・・  私たちは、目に見えない幾つもの縁に支えられ、今があることを自覚することが大切。 また 縁は生き物であり、育てれば「」へと変わること。 人生をかえるような縁もある。ぜひ縁を育ててほしい。と締めくくってあった。

 ふれあい大学に縁がある私たちは、「幸せ」を感じられる人になりたいものです。  
 
 
 
 
 
ミニ教養講座に参加して    院B 石之久保 勲  
 海上周辺等でも、高齢者の事故が増加しているようです。

 60歳以上の人の割合が70%近くになっているとのこと、何処にいても安全に過ごしたいと思いました。

安全、安心のために

一.危険に近づかない、
二.一人にならない、
三.救命胴衣着用、
四.浮力のある物を準備する。
五.携帯電話は防水ケースに入れておく。 などの話があった。

 実用的な話には、皆さん身を 乗り出し、近くにより、熱心に興味を持って聞かれていました。

一.ペットポトルを用意し、浮き袋の変わりに用いる。(1gを2本用意し、ポープつなぎ、ロープを持って   おく)
二.レジ袋を用意し、空気を入れ縛っておく。
三.ライフジャケットには、様々な種類がある。
四.CPA、心臓蘇生法を知っておく。
五.CPR、徐細動の方法(現場の状況等)を把握する。
六.AED、の手配、使用方法の習得、の話あり大変興味のある、役に立つ話がありました  
 
 
 
 
 
編集後記 
 ふれあい新聞にご投稿くださいました皆様にお礼申し上げます。 

65号は院3が担当しました、次号は院4の担当です。