第64号
平成23年(2011年)9月1日発行
第2回教養講座 
高齢者の転倒 ~「過度の用心」に、ご用心~
 

       県立広島大学教授      近藤 敏 先生  

 皆さん元気な高齢者で有名な方どれくらいご存知ですか。結構ご高齢者なんだけれど元気だなーという方私は、3名直ぐ分ります。  

 日野原先生98歳、明治44年生まれだそうで す。  

 それから、私達三原市の名誉市民でいらっしゃる新藤兼人監督。脚本家でもあります。この方も、98歳だそうです。政治家で、中曽根康弘氏も、92歳だそうです。中曽根さんのいい所が五つあるそうです。好奇心がある事、記憶力がいい。

 そして、ユーモアがある。  それから、怒らない。 最後に、人の話をよく聞く。だそうです。    

 さて、北九州市で、2,009年にどれくらい救急車が出動したかと言うと、46,593件のうち転倒の事故で搬送された人が、3,477人いたそうです。  

 今日は、外向きの話をしたいと思います。タイトル は、高齢者の転倒、「過度の用心」にご用心~、に、ご用心そこらについてお話をします。  

 転倒原因は、2,014人58%が転落。573人(家庭内事故)高齢者の約7割が転倒での怪我です。  

 昼間、環境、暗い階段、座布団につまずく。コード にひっかかる等です。いろんな物が置いてある。こたつの上の台。敷居にひっかかるソファ立ち上がる時に筋力がいる。高い椅子は立ち易い。居間の点検をして貰いたい。今こそ転倒予防の点検をする必要があります。  

 留意する事は、段差をなくする。開き戸にする。内開きにする。滑るところから、摩擦のあるところ。要注意。スイッチは蛍スイッチにする等必要です。  

つまずきの原因は  

1.敷居2.階段3.家具4.庭石5.調度品等です。  

すべりの原因は

1.マットのずれ2.浴室のぬれ  3.床のぬれ4.庭石のぬれ5.ナイロン等です。    

留意事項は、玄関マットの固定、腰を掛けて着替える事です。そして、階段に手摺を付ける。けり返しを付ける。また、階段に物を置かない等です。  

 全体的には転倒は女性に多い傾向にあります。  

 転倒で怪我をすると、最低でも約20万円の費用が掛かる。全国で、転倒で怪我をして病院に罹った人の治療費を合わせると2千億円の費用が必要です。これは、イージス艦1隻の建造費に匹敵します。経済的に重要な問題であります。  

 転倒後骨折がなくとも、注意が必要です。過度の用心は禁物。転倒の恐怖感は高齢者の50%が持っています。転倒をし易い人は次のような事を心がける。 

①先ず歩く。 10メートルを7秒で歩行出来る。②昇降運動(40㎝の高さ)を10分続ける。③家庭内にある仕事は止めないで身体機能の快復をまつ④つま先と踵を交互につけて真っ直ぐに歩く⑤1㎞続けて歩けますか。  

転倒予防の方法

①現在の自分の身体の状態を知る。 ②体操をする。筋肉を柔らかくする。強くする。③家の中を整理する。電気コードのカーペットの、めくれを無くする。④足に合った履物を正しく履く。⑤家の中を整理するなどです。  

1日に1度は、体をほぐしましょう。

①腕の横ひらき。②片足に体重をかける。③身体の捻り。④大腿の後の筋。⑤筋肉を柔らかくしよう。 ⑥踵の筋。⑦下腿の後ろの筋。⑧大腿の前の筋。⑨腹筋運動。⑩背筋。⑪四つん這いで片足上げ。転倒予防について具体的な方策を考える事です。  

 目覚めて3分後に起きる。あわてず時間をかける。  

 自分なりの予防法を持っている事が大切です。   (文責 勢登 光磨)  
 
 
 
 
 コース紹介
写真コース             代表 葛西 脩  

 写真は高尚な趣味です。特に自然や四季の移り変わりを、相手にシャッターを切る、醍醐味は写真ならでは、そんな写真に趣味を持つ者は「写真の基本を学びたい」「もっと上手に写真を撮って見たい」と、思っています。  

 実習は、現地で社会見学と四季の自然の撮影を行って居ます。  

 講師の山根一宏先生の年間指導計画の中では、基礎、構成、露出、シャッター速度、光線、明暗等を皆さんの写真を見ながら教わって居ます。  

 実習に於いては、春はさくら草花、夏は山・海・花火、秋はもみじ、冬は風景、四季折々に皆さんと撮影に出かけ、仲間から親切にカメラを持って指導をしていただいたり、歴史ある町並み等散策、新しい物、古い物、知らなかった事を沢山発見してまいりました。  

 デジタル化が進み、写真の楽しみ方とても増えたのではないか、「うまく」撮るというだけでなく、撮った写真の楽しみ方が増え、より楽しくなります。  

 これからも自分で楽しみ、施設・病院等で皆さんに見ていただける作品を撮りたいものです。  
 
 
 
 
複音ハーモニカコース    代表 羽藤 文雄  
 
 私達のコースを紹介します。   

 このコースは開設して5年目になります。最初は50名でスタートしました。2年目には初級、上級の二つのコースになった年もありましたが、現在は一つのコースで19名が一つの教室に机を並べて仲良く学んでいます。  

 私達のコースで一番悩んでいる事は1年生から5年生までが同じ教室で机を並べて学んでいる事です。先生は一人しかいません。  

 本校のテーマ「楽しみから喜びへ、学んで輝き伝えて輝く」事を目ざす為に、どうするか、話し合いをしました。  

 結果的には、初級の方は1時間早く来て、上級の方のアドバイスを受け乍ら各自の力量に合った曲で復習をする事にしました。  

 この事を充分承知の上で、我等が宗清先生は、博識であり、話し方も的を得た例えで、上手に教えて呉れるので楽しく学ぶ事が出来ます。  

 初級の方は、既習曲を上級の人から学び、日々力を付けて居られます。  

 上級の人も、伝える喜びを、感じて居られます。  
 
 
 
 
人生を楽しく生きる      パソコン院② 崎丸 トミコ  
 
 ボケ防止にと、老人大学に入学しました。  

 何時の間にか出来るとか出来ないに関係なく院②になり、戸惑い乍ら付いていっています。    

 楽しい事、難しい事色々有りました。  

 皆様が、大変親切に細やかにご指導して下さるので、私は何とか付いて行けるのだと思い乍ら、感謝致しております。  

 或る時珍しく、おもてなしケーキのレシピを作りました。早速そのレシピ道理にケーキを 作ってみました。何回か失敗もしましたが、何とか、形になり皆様に試食して頂きたく為に学校に持参しました。講師の先生に、レシピ道理に作ったのですが、如何ですかとお伺いしましたら、僕は本にある通りに書いただけと、爆笑し皆様から賞賛を、頂き、思わず満足感にしたり、一人苦笑したものです。  

 女性である故、時には此の様なことがあっても良いのではと思い、良い思い出となりました。  

 歳を重ねていると、人様の迷惑おも省みず人に接し、話題を多く会話することが、ボケ防止であることと信じ、出来るだけ多くの友人とお話をする様に心がけています。  

 その意味で、私は色々なサークルに入っています。陶芸、詩吟、山登り等に参加し援助を してもらい乍ら挑戦しています。  

 陶芸はまず土を練る事、これが、中々思う様に出来ない 色々な作品を作り、釉薬を塗り 釜に入れて焼きあがるまでの楽しみ。 また、出来上がりを見る時、良くても悪くても自分 で作った作品ですので、愛着があり楽しいです。  

 詩吟、これは長年やっているので惰性で申し分けなく思いつつ複式呼吸で腹から声を出すので健康に良いと思い乍ら続けています。  

 又、最近始めた山登り足には自信があると思って居ましたが、高齢の私には少々無理の様です。でも皆様に援助してもらいながら優しい所だけ迷惑と思い乍ら挑戦し体を鍛える積りで、楽しく歩いています。  
 
 
 
 
パソコン                    院② 正路 俊喜 
 
 パスコンの画面を見詰め鼠に操られ、さぞかしお疲れでしょう。   

 ここらで、ちょと散歩してみませんか。三原では行く処はありませんね。そうそう仏通寺がありました。種々の木に囲まれて水の流れ心が落ちづくお寺ですが、何となく、寂しい様なところもあります。佛道の徒か、ここらで仏様にお参りして帰りましょう。  

 そうそう、三原市の市章の様な 海 山 空が見える所に行きましょう。大久野島です。    

 呉線忠海駅下車徒歩10分で忠海港に着きます、此処で乗船12分で大久野島新桟橋より送迎バス5分で本館に到着。戦争中は毒ガスの島で関係者以外は上陸できませんでした。  

 今は国民休暇村として、又兎の島として子供連れで賑わっています。島には約300羽とか、本館周辺に60羽いるそうです。  

 私が一泊した朝、散歩中、中年の方と談話で此処は海、山が綺麗で料理よく、感動されていました。どちらからお出でですか、息子の案内で高知県から来ました。高知には美しい桂浜があるでしょう。高波の影響か良く分かりませんが、五色石の海岸でしたが、今は砂利の海岸です。それを聞き吃驚しました。    

 何ヶ月後高知に行くことが有りましたので、桂浜を見て吃驚しまた砂利の浜でした。昔は五色石の浜で行ったり来たりして、色々な形の石に時間を忘れて集めた記憶があります。  

 以前は高知を代表する景勝地でしたが、今は砂利の海岸とは悲しいですね。  

 駐車場も浜の近くにありました。以前は松林の辺りに在って林を通り坂本龍馬像より浜に下り付近には釣堀があった記憶があります。

 長い時間、机上散歩にお付き合い有難うございました。  
 
 
 
 
閑話休題                   向市 勤 
 
 我が家には2本の高野槙の幼木があります。  

 これは家内がお墓参りに行く際、お花が高くなったとよくこぼしていました。或る日、近所のお墓の花立にお花と一緒に高野槙の小枝が2本ずつ、お供えされていました。そうだ高野槙は長持ちするから、花代が少々安く済むかなと思い、昨年春に高野山の販売業者に連絡し購入したものです。

 昨年は約10センチ延びました。1本は勝手口から裏に出るとすぐ見える位置にあり、本年はどうかなと注目していた所、葉っぱの間から小豆粒位の芽が出ていて、ぐんぐん伸びて約15センチ位になりました。先端の葉っぱが、指をそろえた、手首のような状態になり、朝は北に傾き、夕方には南に傾くようになり、なぜかと感心をもって、見つめていました。  

 これは僕の考えなのですが、北に傾いているときは、真っ直ぐ伸びようと、頑張り弾みで南に傾き、その繰り返しをしながら、青かった、伸びた枝が、徐々に茶色になり、真すぐなって、葉っぱを開いた状態になりました。暑さに弱いのでこれからは、寒冷紗の出番です。年々大きくは、なるだろうが、小枝を切って、お墓に供えられるのは何年先のことか、気の長い話です、頑張れ、早く大きくなーれ高野槙さん。  
 
 
 
 
 
神奈川県湯河原町の
 子ども達と交流
            勢登 光磨 
 
 今年も、8月12・13日三原やっさ祭りが盛大に行われた。  

 三原市と湯河原町の(神奈川県)親善都市交流は平成8年から始まり今年で16年になるそうである。  
 私達、ビディオ同好会の5名は、三原市教育委員会から依頼で交流の様子をビディオ撮影することを依頼された。  

 今年度は湯河原から5、6年生40名が三原やっさに招待され、また三原市内から選ばれた5・6年生40名が、2日間の交流をした様子の、ビディオ撮影をした。  

 ここで、湯河原町の(神奈川県)の概要を紹介したい。  神奈川県の西側に位置し、すぐ隣に静岡県の熱海がある。  面積は40㎢。三原市の10分の1。人口は、約2万7千人。   

 湯河原町の産業の特徴は、飲食店や宿泊業が多い。つまり観光客が多く年間約480万人が湯河原を訪れるらしい。  

 湯河原の農業で一番多く作って居るものは、みかん。  温泉は、千年以上も前から知られている。  

 湯河原町の有名な食べ物は坦々たぬきの焼きそばである。その他温泉まんじゅうや柑橘類のみかん等沢山ある。  

 交流会では、三原市の特徴、湯河原町の特徴を其々代表の児童がパワーポイントによる発表があった。  
 
 
 
 
編集後記 
  今回は、院②が担当をさせて頂きました。  

 構想には、東日本大震災の特集を考えてみましたが、実現しませんでした。企画面のまずさを反省して 居ります。  

 お忙しい中を沢山の投稿頂き感謝を致しております。  

 次号の編集は、院③です。 宜しくお願い致します        勢登 光磨