メールの輪
第132号
平成23年2月1日発行
三原市老人大学
メールの輪新聞 編集委員会


写真提供:山本次郎氏

昔にあって今は消えた風物詩


 昭和30年初期の頃、日赤裏の会社の独身寮にいた時と、その風景は今もほとんど変わっていない。屋台も植木屋さんもそのまんま、ぞろぞろ歩きながら見て廻る風景も昔のまんまである。ただ通りが昨年から広くなっただけ。

 当時の頃から消えてしまったのは、清水橋の上で傷痍軍人がアコーデオンで「異国の丘」を弾きながら、投げ銭を集めていた姿と、見世物小屋から聞こえてくる「天然の美」の唄、「空にさえづる鳥の声 峰より落つる滝の音・・・・」を、クラリネット演奏のメロディーだけで「ラーラ ララーララ ララララー ・・・・」という風に、聞こえていたのがなくなったことぐらいである。でも忘れがたいメロディーとその情景ではある。( 宮畑記)

             写真提供:安棟勝氏

今年の正月三が日は快晴で素晴らしい天気でした。今年の日本がこんな風にすっきりと見通しの良い国になってくれたらいいなあと思いました。
今、日本の水と土地が危ないと云う。領土感覚が薄れてしまった日本人、山林や土地を外国人に売り渡し実効支配されて、気がついてみたら飲料水が自由に取れなくなっていた、ということになりかねない。やっと政府も対策を立てることになった様だが。
戦後敗戦の中から逞しく立ち直った日本、昭和20年代30年代は「働かざるもの食うべからず」といわれていた。何とかして職についてひとり立ちがしたいとみんな真剣だった。集団就職をもあった。今はどうだろう、働かないでも生活している人が多い。こんな恵まれた国が世界のどこにあるだろうか。それでもそういう人たちに限って不平不満を言う人が多い。またそれを後押しをする弁護士や、学者がいる。またマスコミもそれを助長する傾向が強い。懸命に働いている者にこそ応援しなければ!
最近の若い男女の約35%がセックスに「関心がない」「嫌悪している」という。また結婚をしたくない、出世をしないでいい、海外勤務、海外留学はしたくないなど内向きな姿勢が多いらしい。筑波大学教授の調査によれば「自分をダメな人間と思う」青少年が約65%もいる。不景気だ、格差社会といいながら、今の日本がいいという。たくましい日本が復活するのは、いつのことになるのだろう。( みやはた)
 ダイヤモンド・プリンセスの出航風景             安棟 勝

 夕刻まさに陽が沈む直前に長崎の大埠頭についた。世界最大級の豪華客船「ダイヤモンド・プリンセス」(116,000トン)が停泊中で午後6時に出港予定とのこと。絶好のチャンスなので出港風景を見ようと決めた。

総 トン数:116,000トン 全長x全幅:290x37.5m
乗客定員:2.670人(1室2名) 乗組員数:1,238人
建   造:三菱重工業(株)長崎造船所
建造年月:2004年2月


 停泊中の姿は素晴らしく美しい。夕日を浴びて赤く染まった白い船体の迫力には、圧倒されるばかりだった。
 巨大な船体が出港時に、どのようにして向きを変えるのか、興味シンシンだった。自力で向きを変えられるほど港は広くない。明りを点けた船体が港の中で輝いて美しい。出航のセレモニーの後に、汽笛を一回鳴らして船尾だけが徐々に岸壁を離れた。自力とタグボートの連携で見事に静かに・・・。岸壁に直角に近くなってから船首が岸壁を離れたかと思ったら、いつの間にか船の向きは変わっていた。
 すべるように岸壁を離れて沖合へと動き出した。感動的な瞬間である。静かに湾の入り口に向かって航行を始めた。橋桁の下を通過するときは橋げたとの間は、僅か五メートルとのこと。
        
                      (2010・11・16 出航風景)
日没直後岸壁に停泊中のダイヤモンド・プリンセス 自力とタグボートで船尾から岸壁を離れた 岸壁を離れて、ほぼ直角に向きを変えた
完全に向きを変えて、自力で出航して行った 滑るように出航!橋桁に当りそう!! 長崎港出港
 東京だより 「No9」                 佐々木 朝雄

  浜離宮恩賜庭園を散策


 快晴に恵まれた正月2日、中央区浜離宮庭園にある「浜離宮恩賜庭園」を家族で散策しました。

 この庭園は、東京湾の海水を引き入れた潮入の池と、2つの鴨場で、江戸城の「出城」として機能をはたしていた徳川将軍家の庭園で、明治維新の後は皇室の離宮となり名称を「浜離宮」と変えられました。関東大震災や戦争によって多くを損傷しましたが、昭和20年に東京都に下賜され、整備の上昭和21年公開されました。

 2日に、正月開園の目玉である、鷹を使って狩りをする実演を見学しました。鷹匠の手から樹木に飛ばせ鷹匠の手へ呼び戻す、また、鷹匠同士の手に飛び移らせる、実演のメインは、地上48階・高さ210メートルの電通本社ビル屋上から放たれた鷹が地上の鳩の姿を確認し、急降下して捕獲する演技が披露され多くの観客の喝采を浴びていました。また、汐入の池に浮かぶ「中島の御茶屋」で優雅に抹茶を楽しみ、広い庭園をゆっくりと眺めながら「水上バス」発着場、「梅林」で咲いていた紅梅や、「ボタン園と花畑」で満開のサザンカなどを見ながら散策し、「3百年の松」の前で記念写真を孫娘に撮ってもらい帰途につきました。


  世田谷の「ボロ市」を散策

 世田谷の冬の風物詩、「ボロ市」が毎年2回(12月15日・16日と1月15日・16日)に開かれ4日間で延べ80万人の人出で賑わいを見せています。丁度三原の「神明市」を思い出しながら散策しました。

この、「ボロ市」は430年以上の前、関東地方を治めていた小田原城主・北条氏政が開いた楽市に端を発する催しで、明治時代に着物の繕いや、わらじの補習のためにボロと呼ばれる端切れが多く売られていたことから「ボロ市」と呼ばれるようになったと云われています。
現在は古着以外にも日用品、食料品、
雑貨、骨董品、古本、植木、神棚、玩具、と各地の物産まで、約700軒位の露店が軒を連ねて賑わっていました。
 ボロ市のもう一つの名物が「代官餅」です。会場で人力によるつきたての餅で、中身は、あんこ・きなこ・からみ(大根おろしと鰹節)の3種類が一パック600円で販売され、その場で食べられるように座敷にお茶も用意されるサービスぶりです。とても美味しかったです。また、ボロ市通りにある「代官屋敷」(近江彦根藩の代官であった大場氏の屋敷跡で茅葺・寄棟造の主屋が保存)を見学し、多くの客でごった返す中をかき分けながら、居並ぶ露店を見て廻りながら夕方帰宅しました。
 Welcom to 佐木島                泉 紘子

佐木島の自由市場

 人情豊かな島の人達が、鷺島の人の為にと、有志で「緑花会」と云う「島を花と緑で一杯にしよう!!」とボランティアグループを結成して頑張っています。「港の見える丘公園」には、桜の木が沢山植えてあり、春の満開時期には公園全体がピンクに染まります。


海の見える丘公園の桜
 公園の下の堤防には、これまた桜の並木が延々と続きます。鷺港のすぐそばです、春にはどうぞ花見に、ウオーキングに訪れて下さい。私の春の頃の一番のお気に入りの場所です、春の毎日の散歩コースです、カメラ片手にいつまでも桜の下にいます。

 佐木島は、小さな島ですが、今流行のパワースポットが沢山あります。
「八十八ヶ所巡りウオーク」、「トライアスロン開催」などでは、島の住民(老若男女)が奉仕の精神で、島の道路、神社、お寺、登山道路の清掃、整備、等頑張っています。

 「緑花会」の人達は、桜並木の手入れと、下草刈、害虫退治、小枝の選定等をしています、その他、島の「自由市場」を開いています。

自由市場
 「自由市場」は、私たちの様に島外から移住して来た人達や、野菜を作っていない人にとっては大変重宝です。又、島の農家の人達と私たちの橋渡しの役目も果たしてくれます。旬の新鮮な野菜が沢山安価に手に入ります。
 鷺島特産のワケギ、これは葱より美味しくて、カロチンが豊富に含まれています。一度に沢山食べることが出来ます。お好み焼き、チヂミ、チャーハン等、勿論ワケギはヌタも大変美味です。農家の方たちが丹精こめて作った、色々な野菜を買うことが出来ます、鷺島のジャガイモ、これもゼッピン、鷺島に来られたら覗いて見てください。

 柑橘は糖度が高く甘くて適当に酸味があって、絶妙にバランスよく、人気があります。農協の厳しい規格に、外れた柑橘が、この自由市場では、とても安く買えます。超ラッキーな事です。
向田港の文殊菩薩
手前から2つ目と6地蔵


 島には信号もコンビニもタクシーもバスもありませんが、人情だけはたっぷりあります。鷺島一周のウオーキングなどに遊びに来てください。トイレもあちこちに設置されました。安心して下さい

 これからも「緑花会」の人達、頑張ってください。それから秋祭りの時の 「おでん」のサービス、いつも市場を利用してくれる人達に振舞ってくれるのです、運がよければ 秋祭りの時には美味しい「おでん」が 食べられます!
 異 常 気 象               安棟 勝

 皆さんから、よく、佐木島は暖かいでしょう?と聞かれていつも答えるのは「佐木島も冬は寒いですよ!それでも、私の中之町の家に比べると確かに暖かいようです。観葉植物のカポックの鉢植えをウッカリ庭に出しっぱなしにしていたら、鉢底から根を下に出して根付いてしまい、今では3メートル位の木になっていますよ。アロエも外で根付いて繁殖し、秋には見事な花をつけて、冬じゅう咲いていますよ!「今までに花が寒さにやられた事はありません!」でした。

 新年号にも、今年もアロエが11輪も咲きました、と報告したところです。
 ところが、去る1月14日の急激な異状寒気の襲来で、花が完全に寒さにやられて、一夜で枯れました。

まさに 「明日ありと思う心の仇桜、夜半に・・・!」 です。 
              油断大敵!

 パソコン談義                            廣勢 一三

ワンクリック詐欺

 インターネットで気になるコンテンツを見ようとして何気なくクリックしたら、思いがけない料金を請求されてしまった…。
こうした事例は主に「ワンクリック詐欺」「ワンクリック契約」「ワンクリック不当請求」などと呼ばれて、インターネットの普及にともない被害を広げています。

 2007年に大幅な告発があり一時期減少したものの、再び増加の気配を見せ始めました。2009年11月には、情報セキュリティ対策を推進する独立行政法人「IPAセキュリティセンター」に寄せられた「ワンクリック詐欺」に関する相談は過去最悪の903件。しかも、その手口は巧妙かつ悪質になっています。

 詐欺業者の目的は「金銭」と「個人情報の入手」。そのどちらかを得るために、二重三重のワナをしかけ、あの手この手で料金を支払わせるように仕向けてきます。

 過去の相談例から、詐欺業者がワナを仕掛けやすい警戒ポイントをいくつか紹介しましょう。

騙しサイトへと誘導する

 「エサ」が多様化

 以前からよく見られた手口は、アダルトサイトに見せかけた詐欺目的の「騙しサイト」を作り、ユーザーがコンテンツを見ようと画像やリンクをクリックした時に、「有料会員」に登録されたことを示す請求画面が表示され、振り込みを促すという手法でした

 このように、インターネット上での契約のことがよくわからないユーザーの無知につけ込み、あたかも自己責任で契約したように見せかけて、架空請求を行うという手口は今も存在し、しかも騙しサイトへと誘導する方法が巧妙になっています。

1.スパムメール(迷惑メール)からの誘導

  一見、アダルトサイトとは無関係の広告メールを装ったスパムメールを送信。メールを受信した人が「無料で閲覧できる」という宣言コピーに促されてリンクをたどると、騙しサイトに誘導されてしまう。

2.ログのコメントやトラックバックからの誘導

  メールと同様に、ユーザーが作成しているブログに、コメントやトラックバック機能を利用して、ユーザーの興味を引く宣伝コピーでリンクを掲載。ユーザーがリンクをクリックすると、騙しサイトへと誘導されてしまう。

3.スパムブログからの誘導

  有名人のゴシップ記事や、社会的に話題になっている情報を掲載した誘導用のブログを開設。ブログの記事に関連する内容に見せかけて、リンクを掲載し、騙しサイトへ誘導する。

4.動画閲覧サイトからの誘導
  無料動画閲覧サイトに、扇情的なタイトルの動画を掲載。再生してみると、無料で動画を見るための説明動画や予告動画が表示される。そのうえで「続きを見たい場合はこちらへ」と騙しサイトへ誘導する。

5.Twitterのつぶやきからの誘導

  Twitterにつぶやきとともにリンクを掲載。騙しサイトへと誘導する
 あの柴田トヨさんの話                   宮畑明文

「60・70代なんて人生これから」


「頭を休ませてはダメ」

 「優しいことば/をもらったら/心に/朝顔/咲きました」朝の詩集「くじけないで」が90万部を突破したと云うから凄い。今月の新聞紙上の対談でこんなことを言っています。(S新聞から引用抜粋〉


トヨ 特別展は恥ずかしいような不思議な気持ちです。今年は朗読もうまくなりたいし、100歳記念の詩集も出したいですね。
・・・そのためにもどうかお元気で

トヨ はい、私は外出しなくても毎朝、お化粧をします。そうすると今日も一日、しっかりしよう、って思えるんです。今はこんなにシワクチャになりましたが、それでもやっぱり女性はきれいにして、毎日を充実させなければダメ。それに60・70代なんて人生まだまだこれからです。一生懸命生きれば、幸せは待っていてくれます。
・・・「朝は必ずやってくる」ですね

トヨ 残された日々をしっかり、そして楽しみながら生きることが大事です。だからそのときまでは出来るだけ元気でいるつもりです。特に頭は休ませてはダメ。日常生活の予定などを常に考えて、ときに自分がばかになることも必要。
・・・作品には優しさや説得力があります。

トヨ 年を重ねてくると、人の優しさに敏感になり、わかるようになるからでしょう。もらった思いやりは身に沁みて、大事にしまっておく。そうすると自分がいかに生かされてきたかがわかってくる。辛いこと、悲しいこと、情けないこと、いろんなことがあったからこそ、幸せが実感できるんです。

[感想]
 こんな風に生きることは、なかなか出来ないけれど、心にひびく生き方ですね。特に「頭は休ませてはダメ。日常生活の予定などを常に考えて、ときに自分がばかになることも必要」これだけでも心がけようと思います。

 県民の森 「雪 と 氷                  宮畑明文

氷柱と雪模様がきれいでした

 23・24日スキーに行ってきました。気温が低く雪や氷柱がとてもきれいでした。私の冬の楽しみです。
ホテルの窓から
まるで氷柱のカーテン
みたい
風邪に吹かれてなった
のか?それとも?
木の芽に雪がついて
雪のつぼみのようです
青空に映えて本当に
きれいでした
うさぎが歩いてい
ようにも見えました
編集後記

 メールの輪を何とか継続したいと、編集委員にカムバックしました。

 泉さんの話はいつも楽しく、暖かいです。とてもほのぼのとした、いい気分になれます。佐々木さんの東京便りも毎回が楽しみです。皆様、気楽に投稿をお願いします。

 次号は中山さんです。よろしく